犬のしつけを考えるきっかけの一つとして 「吠え」があるかと思います
楽しいことを期待して「早くやろうよ」という髙い声で数回わんわんという程度はいいのですが
小鳥や猫の甘えた鳴き声と違って 犬の「吠え」はほとんどの場合 癇に障ります
これは 犬の「吠え」に無駄吠えがないからだと考えます
何かを訴えている心からの声です
実際に「無駄吠えを治したい」としつけ教室に来られる方の大半が
サークル飼いであったり お散歩に出かけていなかったり わんちゃんに対する飼い主さんの対応が悪かったり……
フラストレーションが吠えとして表れているので そのマイナス感情を感じて不快に思うのかもしれません
犬が「吠え続ける」ことに 犬も人もメリットは全くありません
落ち着かない気持ちを「吠える」ことで解消する習慣になってしまうと いつでもどこでも吠える犬になってしまいます
また社会性もありますので 周りに合わせて同じ行動をとる(社会的促進の)可能性もあります
吠えなかったわんちゃんまで吠えだした ご近所一体よく吠える犬がいるということもあります
犬がなぜ吠えているのか 犬の立場になって考えてあげなければ「吠え」をやめさせることは難しいでしょう
しつけ教室でバウバウ吠えている犬がいるのに そのままレッスンを続けるなんて論外です
つられて吠える犬がでるかもしれませんし 怖くて固まってしまう犬もいるかもしれません
このようなシチュエーションにならにように
プライベートレッスンから始めて 様子を見ながらステップアップを図っています
どのわんちゃんも確実にイヤな思いをせず楽しんで学べるしつけ教室です