子犬期にお伝えしていることです

よくあるご質問にお答えしております

噛みつき

通常 兄弟犬とじゃれあって強く噛んだ時は 他のわんちゃんが遊んでくれなくなる経験を重ねて 噛みつき加減を覚える時期です。

ご家族が兄弟犬の代わりとなって強く噛んだ時はプンプン怒って(くどくど叱らない、わんちゃんを見なくていいので)「イターイ、嫌だなー」と部屋を出て行ってしまってくださいませ。

 

噛みたい欲求というものは、人間同様わんちゃんにもあります。特に歯の生え変わり時期と一歳前後には成長のために必要なことです。

 

子犬がお留守番をする場合 いろんな安全なわんちゃん用の噛めるものを20種類以上用意し、飽きがこないようにローテーションで5つほど置いてあげてくださいませ。

初めて与えるおもちゃは安全な遊び方をしているかご確認をお願いします。

ニーズの満たし方はレッスンでさせていただきます。

 

お散歩

朝と晩の1日2回以上のお散歩をオススメします。

社会化期ということばをご存知でしょうか。

 

好奇心と学習意欲の増している時期です。この時期を過ぎると警戒心の方が増して 新しいものを受け入れにくくなります。

特に柴犬ちゃん チワワちゃんは社会化期が短いと言われています。(他の小型犬も短めです)個体差はありますが、2−3ヶ月で終わってしまいます。

 

今のうちにいろんなモノ・いろんな良い人・いろんな良い犬・風・匂い・音に慣らしてあげましょう。古い臨床の獣医さんはワクチンプログラム終了まで外に出さないようにといいますが 今後一緒にお出かけしたり人社会に馴染みやすい犬に育つためには 早く外の世界を教えてあげることをお勧めします。

ただし 怖い経験はさせないこと 怖がる前に筋肉が緊張する前に食べ物を与えてみてくださいませ。タイミングが難しいのでレッスンで詳しくお伝えします。

 

風の音やいろんな匂いを嗅ぐことで脳が刺激を受けていい疲れが出ます。お外に出なければ 刺激のない世界で飼い主さんの帰りをひたすら待つ生活です。お散歩でエネルギーを使うことで お留守番のストレスも少しは軽減できるかと存じます。

匂い嗅ぎをしている時には 匂いの世界に没頭できるように リードは張らないように気をつけ わんちゃんについて行ってあげてください。ただし人様のご迷惑にならないようにお気をつけ願います。

 

ウィルスを考えると大丈夫とは言い切ることはできませんが アスファルトの綺麗なところであれば 歩かせてあげる方が将来の心の安定につながります。野生動物のいないお庭や街中の公園を歩くこともお勧めします。

ウィルスを気にするのであれば ペットショップで他のわんちゃんを抱っこするのも避けた方がよろしいかと存じます。

水たまりや野生動物の排泄物などには触れないようにお気をつけくださいませ。

 

お水

サイフォン式のドリンクボトルは バタバタしている子犬期にはひっくり返してしまう心配がなく便利です。しかし故障でお水が出ないというリスクも少なくありません。

また カリカリフードを食べているわんちゃんは 食べ物が乾燥している分 より多くの水分を摂る必要があります。
たっぷり好きなだけ飲めるように お皿も用意してあげてくださいませ。

生きるために必要なお水がいつでもたっぷり飲めるということは 日本人にとっては当たり前のようですが わんちゃんにとってはとても大切で、心のゆとりにもつながります。

 

ごほうび

成長期ですのでごはん(総合栄養食)をよろこんで食べる時期です。

ビスケットやジャーキーといったものをわざわざ与える必要はなく、栄養バランスのいいごはんを摂取し 健康に成長して欲しいところです。

ごほうびは 違う種類の総合栄養食(ドッグフード)や手作り食レベルのものを与えてあげた方がよろしいかと存じます。

おやつは必要ありません。次の食事のコンテンツで述べますが 食事回数を増やしてあげたい時期です。

 

 

食事

動物病院では
子犬の1日の食事回数=12÷月齢
をお勧めしています。

消化器官は未発達ですので 小分けに与える方が負担が少なく済みます。

空腹で食事を待ち続けるより 落ち着いていることもできます。


チュールやパウチを混ぜる・トッピングする

成長期ですので 何でも喜んで食べます。メーカーが研究を重ねて作られたドッグフードに食べ物を追加してしまうとバランスが崩れます。メーカーは栄養だけでなく不要なものの排出も考えて作られています。ドッグフードだけで喜んで食べるわんちゃんに育ててあげていただきたく存じます。

ドッグフード以外の美味しいものは「ごほうび」として使った方が効果的です。

 

カリカリのドッグフードをふやかす

消化には水分が必要ですので悪くはありませんが カリカリも食べることができれば 「ごほうび」として使えます。

ビタミン等の栄養を壊さないように熱湯はかけないようにします。

 

ごはんを食べない:

与えてもすぐに食べない場合は しつこく促さず 5分経っても食べないようであれば 廃棄します。次の食事はいつも通り与えます。食べなかった分を足してはいけません。パッケージの給与量は目安です。その量で足りない子がいれば 多い子もいます。

 

ドッグフードは 開封すると酸化が始まりますので一ヶ月以内に使い切ります。

 

 

 

レッスンでお会いできることを心待ちにしております。